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採用情報

仕事紹介/港運部作業スタッフ

業務内容

Description

港運部作業スタッフは、港湾荷役業務を担当します。港湾荷役とは、コンテナ船や在来船(一般貨物船)の貨物を積み卸す作業のこと。当社では海上輸送のメインであるコンテナ船荷役はもちろん、長年培ってきたノウハウを強みとして在来船荷役にも対応しています。幅広い業務を経験することで、「海のスペシャリスト」としてキャリアを築ける環境です。

コンテナ船荷役は巨大なガントリークレーンを使い、船舶と岸壁の間を何往復もして、膨大な数のコンテナの積み卸しを行います。

船上の合図役であるデッキマンが中心となってクレーンの運転士や作業スタッフとコミュニケーションを図りながら作業を進めます。

在来船荷役では、船舶に据え付けられたクレーンのフックに玉掛け(貨物を吊るための仕掛けを掛け外しする作業)をして、さまざまなサイズ・形状の貨物の積み卸しを行います。

仕事の進め方

コンテナ船荷役と在来船荷役では仕事の進め方が異なりますが、共通しているのは10名以上のチームを組み、役割を分担して作業を進めること。班長やデッキマンの指示や合図をもとに、一人ひとりが安全第一の意識を持って自分の持ち場で仕事に取り組みます。

入社後の流れ

一週間の新入社員研修を終えた後、先輩スタッフのサポートのもと作業を始めていきます。チームでの作業なので、わからないことはすぐに相談できる環境です。資格としては、最初に在来船荷役で必要となる玉掛け技能講習を修了します。

先輩からのメッセージ

Message

港運部作業スタッフ 山中

海上コンテナの仕事に憧れて
前職はトラックの運転手をしていました。元々湘南の出身で海が身近にあったため海の仕事に憧れがあり、運転手時代も牽引の免許を取って海上コンテナを運ぶ仕事がしたいと考えていました。海上コンテナ関連の仕事を調べているときに、初めてガントリークレーンの存在を知り、「このクレーンに乗ってみたい」と思ったことが当社に入社したきっかけです。求人サイトで当社の募集を見つけてすぐに応募しました。
まだ入社して間もないため、覚えることはたくさんあります。わからないことは積極的に先輩に質問することはもちろん、具体的な動き方は先輩の仕事ぶりを見て学んでいます。運転手時代と比べると、常に手順や段取りを考えながら頭を使って動く必要があり、体力を使う作業も多いので大変な部分もありますが、その代わりに仕事を終えたときの達成感は格別ですね。

港運部作業スタッフ 臼井

熱くなれるところが面白い
大人になると「熱くなれること」ってあまりないと思うのですが、ガントリークレーンの運転は「もっと上手くなりたい」と熱くなれるところが魅力ですね。港湾荷役の世界では、ガントリークレーンでコンテナ船内と岸壁を往復する回数を「本数」と呼び、1往復を「1本」と数えます。クレーン運転士の技量は「1時間にこなせる本数」という数字でハッキリと見えるため、本数が増えるたびに成長を実感できますし、「アイツには負けたくないな」という競争意識も芽生えます。
もちろん、作業は安全第一なのでスピードを優先するようなことは絶対にしてはいけませんが、「1時間に何本」という目標を意識することで気持ちにハリが出る感じが気に入っています。この仕事を始めて10年以上経っても、技術的にもっともっと上を目指せるので全然飽きないですね。
身につくスキル
すべての港運部作業スタッフをコンテナ船荷役と在来船内荷役の両方に対応できる人材へと育成するために、5〜7カ年の計画で7つの講習・資格を会社費用で取得します。

・玉掛け技能講習
・フォークリフト運転技能講習
・クレーン・デリック運転士(ガントリークレーンの操作資格) 等々

将来のキャリア
未経験入社であっても5年後には、港湾荷役の花形であるガントリークレーンの運転士として活躍できるチャンスがあります!すぐにハイレベルな仕事を担当することはできませんが、経験を積んで着実に技術を広げることで、将来的には高度な専門性を持った技能者として、長く安定したキャリアを築くことが可能です。