Our Business
事業紹介
港湾荷役事業
貨物の陸と海の移動を、安全・迅速・丁寧に
当社は横浜港を中心にコンテナ船及び在来船での貨物の積み卸しを行う「船内荷役」と、コンテナヤード内でのトレーラーヘッドオペレーションや倉庫内外でコンテナのバンニング・デバンニング作業を行う「沿岸荷役」を手かげています。
船内荷役
船舶に積まれている貨物を陸揚げする作業、及び船舶に貨物を積み込む作業等を総称し船内荷役と言います。船内荷役にはガントリークレーンを使用しコンテナを船舶に揚げ積みする「コンテナ船荷役」と、コンテナに入らないサイズの貨物や重量貨物等を貨物船据え付けクレーンで船舶に揚げ積みする「在来船荷役」があります。
岸壁に設置された巨大なガントリークレーンを使用し、コンテナ等をコンテナ船から積み卸す作業を行います。
ガントリークレーンの操縦は、各種資格を取得した経験豊富な作業スタッフが担当。本船の出港スケジュールに影響が出ないよう、熟練した技術で安全かつ確実にコンテナの積み卸しを行います。
コンテナ船荷役は作業全般を統括する班長を筆頭に、ガントリークレーン運転士、デッキマン、ラッシャー、股下作業者など、一隻の本船につき約10名の作業スタッフが連携しスムーズに仕事を進めます。
当社では、海上輸送の主流を担うコンテナ船だけでなく、大きなものや重量のあるものなどを運ぶ在来船の積み込み・積み卸し作業も行っています。
在来船荷役は本船据え付けのクレーンや、フォークリフトを使って行います。班長やデッキマンの指示のもと、各作業者が声掛けや指差呼称による安全確認を行いながら、作業スタッフ全員が安全第一の姿勢で取り組んでいます。
船舶が接岸する岸壁まで陸路で輸送できない貨物などは、動力の無い小型の平底船（艀：はしけ）から貨物の積み卸しを行います。
沿岸荷役
荷揚げされた貨物を港湾内の荷さばき場やコンテナヤード、倉庫などへ搬入する作業や、輸出する貨物を停泊する本船まで搬送する作業を沿岸荷役と言います。当社では沿岸荷役事業として、コンテナヤード内でのトレーラーヘッドオペレーションや倉庫内外でのコンテナバンニング・デバンニング作業を手がけています。
トレーラーヘッドとは、コンテナ積載用の台車（シャーシ）を牽引する特殊な大型自動車です。ガントリークレーンが引き揚げたコンテナをシャーシに載せてコンテナヤードへ運び、コンテナヤードからコンテナをガントリークレーンの桁下へ運搬するなど、コンテナヤード内における各種コンテナの迅速な移動を担っています。
ガントリークレーンの作業状況に応じて、クレーン下の合図担当者とコミュニケーションを図り、停車位置を調整。スムーズな連携と的確な操作で、効率的な荷役作業を実現しています。
コンテナヤード内ではトレーラーヘッドだけでなく、さまざまな車両が往来しているため、常に周囲の状況を注意深く観察し、安全に配慮した走行とルールの遵守を徹底しています。
大手物流会社などの元請が所有する各倉庫において、コンテナ貨物のバンニング（詰め込み）やデバンニング（取り出し）作業を行っています。
コンテナのバニング・デパニング作業はフォークリフトを使用して行います。高度な操作技術を持つ熟練したスタッフが、限られたスペースの中で迅速かつ安全にを作業を進めています。
作業は複数人のチームで実施。フォークリフトからコンテナ内に卸した貨物は、最後にスタッフが手作業で詰め込みます。
